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製造業のタイプ別に見るBtoB向けECサイト構築パターン

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製造業とEC、というキーワードは一見結びつきにくいイメージがあるかもしれませんが、製造業を営む企業がECサイトを立ち上げるケースは、年々増加してきています。
この記事では、製造業のECサイト構築について考察します。

製造業のタイプ

製造業と一口に言っても、いくつかのタイプに分かれます。
分類の切り口も様々ですが、「何を製造しているのか」という観点で見た場合、大きく下記の2つに分類することができるでしょう。

A. 消費財

個人消費を目的とした製品を製造している企業。
食品、家電製品、文具、雑貨等、製品の種類は多岐に渡りますが、一般消費者が直接使用するものを製造しているという点で共通しています。

B. 生産財

製品の原料・原材料や部品、製造を行うための設備(機械・備品)など、製品の生産に用いるものを製造している企業。


※この他、基本的には生産財でありながら、場合によっては個人にも販売する「中間財」と呼ばれる製品が存在しますが、今回は割愛します。

製造業のタイプ別に見るBtoB向けECサイト構築のパターン

このように「製造業」といっても様々なタイプがあり、タイプによって構築すべきECサイトの形も変わってきます。

A.消費財メーカーの場合

Aの消費財メーカーであれば、完成した製品を小売店や販売代理店に卸す「卸サイト」を構築することが多いようです。
この場合、取引先こそ企業ではあるものの、サイトの構造は一般消費者向けのBtoCサイトに比較的よく似たものとなります。つまり、「発注したい商品を買い物カゴに入れて行き、最後に何らかの方法で決済を行なう」というものです。
BtoCサイトとの大きな違いは、取引開始にあたって事前の与信が必要であったり、取引先ごとに販売価格が異なったりする点でしょう。

また、2016年現在ではあまり数は多くないものの、メーカー →販売店 → 一般消費者という流れで商品を販売する、BtoBtoCと呼ばれるタイプのサイトを構築するケースも見られます。これも様々なパターンがありますが、一例として、サイト自体はメーカーが運営し、顧客から入った注文を管轄地域の代理店に回すといった流れで運営されるものがあります。

B.生産財を製造する企業の場合

これに対して、Bの「生産財」を製造する企業のBtoBサイトは、少々趣きが異なります。
消費財メーカーのBtoBサイトである卸サイトは前述のとおり「通販サイト」「ネットショップ」に近いイメージがありますが、工業部品や産業機械といった生産財を扱う企業のBtoBサイトでは、「ショップ」というよりは「従来企業間で用いられてきた受発注システムの進化系」に近い機能が求められることが多いようです。

このタイプでは、製品の販売単位が独特である、取引に際して長年の商習慣に基づく特殊な要件がある、販売に際して複雑な手続きが必要なためオンラインのみで取引が完結できない…といった難しさがあり、一般的なECサイト構築ツールでは必要な機能を実装できない場合が少なくありません。このため、フルスクラッチで一から自社専用のシステムを開発する、パッケージ・ソフトウェアにカスタマイズを入れて対応する、といった方法で対応するケースが多く見られます。

製造業のためのBtoB向けECサイト構築ツール選びのポイント

このように、同じ製造業のECサイトといっても、具体的にどのような商品を取り扱っているのかによって、構築すべきサイトの性質は大きく変わってきます。そして、構築するサイトの性質が変われば、構築に用いるツール(ソフトウェア)も変わります。

昨今、「BtoBに特化したECサイト構築ソフトウェア」が次々にリリースされていますが、BtoB向けであればどれでも同じ、というようなことはありません。
自社で扱っているのがどのような製品なのか、それを「誰に」「どんな単位で」そして「どういった流れで」販売するのかを明確にした上で、必要な機能を洗い出し、それを満たすことのできるツール・サービスを選定することが重要です。

 

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